二流の愉しみ

美しく気品あふれるシルバーペルシャとの優雅には程遠い同居生活

朗読による「林望 謹訳源氏物語」~帚木~@サントリーホールブルーローズ

『源氏物語』に初めて触れたのは、十代の頃でした。
母の本棚にあった、河出書房の日本文学全集の中に
入っていた与謝野晶子の訳のもの。
古文が苦手だったワタシには読みにくくて、すぐに挫折してしまって。

その後、マンガ好きだった妹が『あさきゆめみし』を読み始め、
私もそれを借り、読んでからまた、与謝野晶子に再度チャレンジし。
ワカラナイところはすっ飛ばし、なんとか、大体、読みました。
すっ飛ばし読みでも、源氏物語の面白さはよく伝わってきて。

本日の朗読劇は、その源氏物語の帚木の巻。
男どもが、どんな女性がいいか、あーだこーだと
好き勝手なことを話すのです。

朗読の前に、原作の林先生が解説してくださいました。
いかに紫式部が、男心がわかっていたか、と。
紫式部はきっと、男性の思考回路を持っていたのではないか、と。

実に紫式部は、男心に精通していますよね。
でも私は反対に、男性の思考回路を持っていたら
書けなかったのではないかとも思うのです。

男性的な思考をするのであれば、当たり前すぎて
それを客観的に書くことはできないのではないか、と。

人並み外れた観察眼、洞察力のなせる業ではないか、と。

とにもかくにも、紫式部は希有な人だし、『源氏物語』は日本の宝ですね。
時間ができたら、林先生の源氏物語も読んでみたいです。


原案・原作:林望
構成・演出:岡本さとる
演奏:新内剛士/他
出演:市川月乃助/三木眞一郎

『第13回世界の万年筆祭』@日本橋三越本店

日本橋三越の『万年筆祭』へ。

特に買い物の予定はなく、色々と眺めてみたかったのです。
それに、次のボーナスで何を買おうかな、とか。

イタリア製の美しいペンにも惹かれたけれど、やっぱり次はペリカンかな。
先日購入したスーベレーンM320の書き心地が気に入ったのだけど、
やっぱりコンパクト過ぎるので、大きいのが欲しくなってきたところ。

ペリカンブースで、あれこれと試し書きさせてもらいました。
なんとなく、M800は大き過ぎそうな感じがしていたので、
M400かM600をと思っていたのだけれど、ペリカンの紳士によれば
M300と書き味が似ているのはM400とM800なのだそう。

色々と試してみたところ、キャップをお尻に差さないで書くのが好みなので、
M400よりM800の方が合っている感じ。

どのペンが入り口でも、最終的には皆さんM800に行きつくとのこと。
それなら、最初からM800買ってもいいかも。

ペリカンの紳士には、万年筆のこと、色々教えていただき
あっという間に30分ほど経過。愉しい時間でした。

ボーナス出るまで、どの軸色を買おうかゆっくり悩むこととします。
これがまた、愉しい時間なのですよねー。



「悠久の光彩 東洋陶磁の美」@サントリー美術館


次は六本木へ移動。
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サントリー美術館で、「悠久の光彩 東洋陶磁の美」展を鑑賞。

閉館中の、大阪市立東洋陶磁美術館のコレクションです。

やっぱり、ポスターの
←コレ(飛青磁花生)が一番素敵でした。



















もひとつ寄りたいところがあったのですが、時間が無くなってしまったので
恵比寿へ移動。

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ウェスティンホテルの、デザートブッフェ。
毎年恒例のオーストリアフェアです。

もう一度来たいけれど、無理だろうな~。
2週間と、期間が短いのです。



そして、日本橋へ。

『蒐めて愉しむ 鼻煙壷』@大倉集古館

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大倉集古館へ。ホテルオークラのすぐ横。


全体像を撮り忘れてきちゃったのですが、伊東忠太の設計で、面白い、変な建物です。

忠太さん好みの、ヘンな生き物(?)があちこちいます。階段の手すりには、狛犬とか。






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展示は、『蒐めて愉しむ 鼻煙壷』。

鼻煙壷とは、嗅ぎ煙草を携帯するための
蓋つきの小さな壺のこと。

展示されているのは、ファミリーマート初代社長の
沖正一郎氏がコレクションされた一部のもの。

どれも、小さくて可愛いのですが、七宝が良かったな~。










ただいまボスは出張中

ボスが出張に出ているので、有給取って羽を伸ばすことに。
な~んて、普段から伸び伸びやっているのですけどね。

まずは、六本木一丁目へ。

『ワンダーガーデン』 Ver.四華@座・高円寺

わかぎゑふが、09年夏に劇団花組芝居の男優のユニット四獣(スーショウ)に依頼されて書き下ろした作品の再演です。

日本人が「乙女」という価値観を持ち始めた時代、大正~昭和初期に生きた四姉妹の20年に渡る物語。
東京の、端整な庭のある家で暮らす姉妹たちが
少女時代から、恋愛、結婚、戦争などを体験して成長していく……。
ただちょっと普通の芝居と違うのは、四姉妹と相手の男たちを、4人の俳優が一人二役で、つまり4人で8人を演じること!

初演は4人の男優陣(四獣)による卓越した演技力と遊び心のある手法で、大好評を博しました。
今回は四獣に加え、新たに女優4人による(四華・スーホア)を設けて、
同じ本でありながらまったく異なった演出で2本の芝居を仕立て上げます。

多彩な役者の演じ分け、華やな競演をどうぞお楽しみに!(公式webサイトより)



男女、どちらを観ようか迷ったあげく(両方見ればよいのだけど)
由美子さん見たさに、女優バージョンを観劇。

女優さん四人は姉妹の役と、そのパートナーの男性役の
二役を演じるのですが、由美子さんが演じる詩人男が絶品!
小柄でかわいらしい由美子さんが、いちいちポーズをキメる
キザな男ですよ!意外だけど(ゴメンなさい)、サマになってました。

それから、自分が二人姉妹だからか、この四人姉妹(一人は義理の
妹だけど)の感覚が、すんごくリアルに感じられました。
芝居には、親の存在が出てこないのですが、これも重要。
親が登場すると、姉妹の純粋な関係性が見えなくなるから。

もう一度観たいけど、男優バージョンも気になるなぁ。

作・演出:わかぎゑふ 
出演:四華【スーホア】
    高橋由美子
    大森美紀子(演劇集団キャラメルボックス)
    澤田育子(拙者ムニエル/good morning N°5)
    小椋あずき

ようやく伊丹十三

子供の頃、母が「つい、この間」と10年、20年前のことを言うたびに、
「それって、この間じゃないよー、すっごく昔だよー」なんて言っていたのに。

伊丹十三監督が亡くなってから15年経ったと知って、「つい、この間」と感じてしまった私。
15年も経ったとは。。。ワタシも年を取ったのですなー。

004

先日、NHK・BSで2夜連続の特集番組がありました。

思えば、映画監督の伊丹さんとはすれ違ってばかり。

伊丹さんが「お葬式」を引っ提げて映画界に乗り込んだ頃、私はまだ子供で。
母からは「あれは大人の映画」と言われ、子供の私には関係ない人だと思っていたけれど
テレビで放映される映画賞の様子を見ていると、伊丹さんの映画監督デビューは
映画界にとって間違いなく大きな事件のようで。

それから、次々と映画を撮り、ヒットさせる、華々しい活躍を見ていると

どうして、51歳になるまで映画を撮らなかったの?
映画撮るまで、何やってたの?

とか、色んな疑問が湧いてくるわけですよ。

で、母の本棚にあった『ヨーロッパ退屈日記』や『女たちよ!』などを借りて
読むわけです、高校生の時に。衝撃でした。
だって、自分の知ってる「オトナ」にこんな格好良くて面白い人なんていなかったから。
スパゲッティの湯で方、食べ方、アーティーチョークなど、色んなことを教えてもらったなー。

高校時代に影響を受けたのは伊丹さんの他には、山本夏彦と澁澤龍彦。
二人とも高校の先輩。知らずに入学したけど、ちょっと嬉しかった。

大学生になって自由になる時間が増えた。
でもなぜか、伊丹さんの映画を観に、映画館に行くことはなく。。。

たぶん、すぐにテレビで放映されるし、とか思ってたんでしょうね。
それから、ヴィスコンティのような、映像の美しい作品に惹かれていたこともあったし、
伊丹さんの作品の真の面白さが分かるほどオトナではなかったし。

番組を見ながら、また『ヨーロッパ退屈日記』が読みたくなり
本棚を探したけど、見つからない。
代わりに、これを読んでみた。


伊丹十三の本
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伊丹十三の映画
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如何に希有な存在だったか。
口にしたところで仕方ないけど、やっぱり生きててほしかった。

とてもよい番組だったので、NHKさん、ぜひ再放送してください。次は地上波で。

ケガよりも。。。

先日、盛大に転んじゃいました。

坂道を自転車漕いで上っていたら、向こうから右側を歩いてきた人が
近づいてきたらなぜか急に左側のこちらに寄ってきて。

距離が近すぎて、さらに左に避けるしかなく、車輪が植え込みに。
車輪がつるっと落ちた直後に、思いっきり体は空中へ放り出され。。。

ほんの短い瞬間なのに、人って緊急時には色んなことを考えられるみたいです。
私はその瞬間に何を思ったかと言えば。

「あー、このままだと思いっきり身体を打ちつけちゃう!」

「それよりも、コート!今年買ったばかりのこのコート、生地が薄いから、絶対に破けちゃう!!」

「なんとかコートを死守せねば!!」

坂道だったので、普通に転ぶのとは違って、地面にスライディングするように転んだのですよ。
地面に叩きつけられた瞬間、「あー、コートダメになった。。。」と悟ったわたし。

大の字に道を斜めにふさいでいる状態で、このままだと轢かれちゃうかもと思いつつも
身体が痛くて動けない。起き上がれないので、とりあえず身体を裏返して、コートチェック。

おーー。奇跡です! 前面見ると、破れていない!

膝が血まみれだったけど(厚手のタイツも破れてた)、コートが無事ならそれでよし。

のはずが。。。


後でよく見たら、片袖が破れてました。えーん。

ま、それにしても片袖が少し破れたくらいで済んだのはすごいんですけどね。
かなり思いっきり、転びましたから。
手袋が頑張ってくれました。
コートを死守するために、足と両手で地面をおさえたみたいで、
内側ボアのナイロン手袋が傷だらけ。それでも破れてないのが凄い。
ウールの手袋なら、手も血まみれだっただろうなー。

そこまでして、守ったはずのコート。
守りきれなくて、悲しくて悲しくて。。。

一日落ち込んでいたのだけど、ダメ元でメーカーに問い合わせてみた。
ダウンコートは今やどこのメーカーも中国の工場で作っているはずだから
無理だろうとは思ったけれど、なんと生地を取り寄せて送ってくれました。
これで、傷を隠して着られます。デザインは少しダサくなるけど。
メーカーさん、ありがとう!

膝の傷は完治までもうしばらく。
曲げ伸ばしするから、ちょっと時間がかかるのですよね。
でも、以前と違ってモイストヒーリング材も豊富だから、助かった。
バンドエイドのキズパワーパッドは、転んで出来る傷にはサイズが
小さかったのだけど、今は色んなメーカーから販売されてますからね。

それにしても、転んでしまって、悔しい。
日頃から、事故には注意してるから。
自分が事故を起こすのもそうだけど、巻き込まれないようにも。

最近事故が増えているそうですから、皆さまもお気をつけあそばせ。

成績発表

一か月ぶりに学校へ行きました。成績表、もらいに。

テストの出来があまり良くなかったので覚悟していたのだけど、
Sが9科目で、Aが2科目。先生たち、おまけしてくれたのかな。

ちなみに春学期は、Sが7、Aが3、Bが1。
勉強もテストも久しぶりで、要領が悪かったのですよね。
Bはいらんかった~。

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